top of page

ザ・ディスカバリー(2017)


【原題】The Discovery

【監督】チャーリー・マクダウェル

【出演】ジェイソン・シーゲル ルーニー・マーラ ロバート・レッドフォードほか

【あらすじ】

科学者である父親が証明した死後の世界の存在は、大量の自殺者を生んだ。それでもなお研究を続ける父に反発する息子は、1人の女性と出会い恋に落ちるが…。(ネットフリックス公式より)










 

【感想】







『白髪ロングのルーニー・マーラが本格的にエルフにしか見えな………RPGのやり過ぎk









どーもどーもラーチャえだまめでございます。今日も紹介する映画



もデデェ〜ン♪ネットフリックス映画でございます。。。。なんか最近ホームシネマがもっぱらネトフリ作品な気が……そ、それでいいのかよ!?だってしょうがないじゃん近所のTSUTAYAが潰れちまった借りに行けねえんだよおおおっjcぽqkcsぱdk@@





…ココで一回深呼吸。こういう時はハイビジョンで撮った美しい大自然の映像でも観て心癒され…と思ったらそれとは全ッ然カンケーなかった映画【ザ・ディスカバリー】はむしろ癒しどころか癒しの“い”の字もない「自殺者が急増した近未来」を舞台にしたSF映画、、、、あーあ、もう観る前から暗くなっちゃったよおおおお!?あらすじから察するに“死後の世界”がどーたらこーたら、、、、コチラの作品ネトフリ作品としてはちょっと古い2017年に作られた映画なんでございまして、入会当時からなんとなくそういやあったな程度には認識しておったのですが



出演者がなんとも豪華でして姉貴もスターのケイト・マーラ「ドラゴンタトゥー〜」のルーニー・マーラに祖父はエルヴィス・プレスリー「マッドマックス」「アンダー・ザ・シルバー〜」のライリー・キーオ、そしてハリウッドの重鎮ロバート・レッドフォード!!がなんとも胡散臭い科学者役で登場、というですね、なかなかコレは観ないと勿体無い感じがしてしまいます。



お話はロバート・レッドフォード演じるトーマス・ハーバー教授が科学的に“死後の世界は存在するんだよバカ野郎おおおー!!!”と公に発表しちゃった結果全世界の自殺者が急増してしまったという(ナンテコッタパンナコッタ…)交番前に貼ってある事故率とか死亡者数とか書いてある掲示板的な感じに街のいたる所に自殺者の数をカウントする電光掲示板があるんですね。ただその数値のケタがアホみたいに多いという……ハハハハハ笑えナッティ・プロフェッサー トーマス・ハーバー教授の場合ってか?(…笑えな)



それから数ヶ月後、人里離れた小さな島で隠居しながら“新たな実験”に着手している博士の元に向かう一人の男。ハーバー教授の息子のウィルでございます。その道中「ヘイ彼女!!」とフェリーでナンパしたルーニー・マーラ演じるアイラと軽く知り合った後、教授のいる巨大な屋敷へ……とそこは研究所兼“自殺志願者”のケアステーション的な役割を担っているんだかいないんだかで皆さんなんだか制服着ながらやい瞑想の時間やら弟のたいして上手くもないギター演奏を聞かされる会やら“宗教?”そこで教授は“死後の世界”のさらなる研究と探究心に駆り立てられ自らを“実験体”にして危険な“臨死実験”を幾度も行っていた!?「最高タイムは60分です」いやいやそんなドヤッって感じで言われても全然嬉しくないから!?というさながらフラッとやってみたら死後の世界にコンニチワしちゃう「フラット・ライナーズ」じゃあないですか!?



…しかもほかにも本作の“雰囲気”的には“未知への挑戦”し過ぎて結果サルになる「アルタード・ステーツ」やゾンビ顔のクリストファー・ウォーケン「ブレインストーム」、バケモノは出てきませんがクローネンバーグの「ザ・フライ」…と言った学術的に則って作ってますよ感アリストテレスな“80年台トンデモ科学実験オカルトSF系”が好きな方ならそこそこヘンテコな“それっぽい”機械も出てきますしキャストはスゴいが低予算だからか妙に安い感じがなんとも懐かしささえ感じてしまう??結構面白いと感じるかもしれません!?



さらなる実験の為ついには男性の“死体”の脳から“死後の世界の映像”をPCにスキャンすることまで成功させてしまう(死体ってそんなカンタンに盗めるんですか…)一人称視点のその“映像”には、何やら病院のような場所が写し出され……その“病院”はどうやら“この世”に存在する場所である事が判明「もしかして生前の“記憶”の記録なのか?」と推測したのだが____



映像の中に出てくる死体の男の腕に描かれた“柄の違うタトゥー”、さらに後日実際にその病院に足を運んでみてわかったこと
















「病院の“建物の構造”が違う______?」







果たして死体の映像は“死後の世界”のものなのか、それとも“過去の記憶”によるものなのか、あるいは………



いや〜大変面白くなって参りましたが、結構クライマックスのギリギリまで「答え」がなんなのかまるでわからず、そしてクライマックスで一気に階段をダダダぁー‼︎っと駆け上がっていくように急に説明じみた展開……からのすんごい最後はキレイに“まとまった感”漂わせて……からの「ん?結局ドユコト?」……からの
















まさかの「自殺推奨映画」?






という、いやいやいやちょっとまって下さいコレ結局自殺を誘発してません??「今を生きろ。」的な心情持った主人公やらどちらかと言うと“生”に対しての映画、なのかなぁと思って観ていたら「結局ソッチなのかいッ!!」という、、、、、この映画の存在自体かなり「死を持って逃げに転ずる」的なう〜んこれはなかなかスゴいテーマだぁー人それぞれものの考え方は違いますので一概には言えませんがこの映画自体がまさに“実験的”といいますか、配信限定だからこそフリーダムに作られたような……まあそんな映画も好きなんですけどねw(ここから先はネタバレとなります…)







※以下ネタバレ⇣⇣⇣⇣⇣⇣⇣⇣⇣⇣⇣⇣

 








結局人間は死んだら「天国or地獄」←☓ 「別次元の世界」←(?)



に行ってしまう…ということで間違いないとは思うのですが……



まあ確かに言われてみれば一番最初のフェリーでアイラと出会った時「はじめましての人から貰った薬を飲むと思う?」とか言いながらフツーに飲んでたり、「どこかで見たような」といった時よりウィルが感じていた“デジャブ”のようなものは、実はそれはウィルがもう何度も何度もアイラを救うために自殺して「別次元」に飛んでいた名残?的なものでした___ってことなのか。



ただ一つ気になるのがクライマックス。現世(?)で親父達が必死にウィルを“蘇生”している“天の声”が聞こえてきて、「アナタはアッチの世界に戻るのよ」「君の事を忘れない!」とウィルとアイラの会話のあと、アイラの姿がスッと消えて画面が真っ白になって……



まずあの瞬間、結局ウィルは助かったor助からなかった?もし助かったならば、「君の事を忘れない」というセリフっておかしくない?だって蘇生されたら銃で撃たれて死んだアイラの「次元」に戻るだけで、別に忘れる事はないし、忘れる=違う「別次元」に行く、、、、つまりは結局ウィルは「死んだ」ということでいいのでしょうか・・・・



その裏付けとして、その後出る映像が、アイラの自殺のきっかけとなるアイラの息子が海で溺れてしまう前の時代にウィルが飛んで(この時アイラの記憶はない)そこで息子を救いだし最後はアイラも含めて2人とも救うことが出来ましためでたしめでたしぃ〜♪



ってことは結局死んでいません?笑あれは「別次元」の話だし決して過去の出来事のフラッシュバックとかではないですよね??



…じゃあ蘇生する意味ないやん!!笑「アナタはアッチの世界に戻るのよ」「君の事を忘れない!」の会話も成立しなくないですか…?




……てどーなんですかオスメントくん?汗(誰かオチエテ。。。。(・∀・))




0件のコメント

関連記事

すべて表示
bottom of page